冷酷王子はイジワル男子



「へ?」


今、神田君、なんて…?


「だーから、弁当よろしくって。」



「別にいいけど、死んでも知らないよ?」



冗談でもなんでもなくて1人アタフタしながらそう言う。


すると神田君はクスリと笑って、



「死んだら細川さんの責任だね?」


と言った。



「うっ、じゃあ作らない!」



プイとそっぽを向くと神田君はため息をついて、


「じゃ、しょうがないか。
さすがにパンも飽きたし、今度からは他の女子が作ったのもらおうかな。」



と言った。