冷酷王子はイジワル男子





その瞬間私のなにかがキレた。



「は? なに言ってんの、あんた。
人出が足りないから私も嫌々接客に変わったの。

それなのに抜けようとかありえないんだけど。

てか、あんたも情けないわね。
女を力づくで連れ出そうとするなんて。

男だったら断られたら諦めなさいよ。
それに店の店員誘うのもおかしいわ。

本当、バカね、情けない。」



そう言い切るとスッキリした。
でも…



「あぁ? 女のくせに調子こいてんじゃねーよ。」



明らかにお怒りモードの男。

そんな男の態度も鼻で笑う。



「女のくせにだって?
やっぱ最低な男は男女差別するのね。

言わせてもらうけどあんたも男のくせにネチネチとしてるのね。」



「テメェ!」



そう叫んで殴りかかってくる男。