「はあ? 麻実と神田君が抜けたぁ?」
麻実と同じの接客の子に聞く。
「それで接客人数足りないんだって。
川田さんも接客やってよ!」
「は? 嫌よ。」
「いいじゃん、川田さん可愛いし。」
「嫌なもんは嫌。」
だって、せっかく裏方になれたのに…。
私は接客が苦手。愛想はいいんだけど短気というか…すぐキレちゃうから向いてない。
「お願いっ! 川田さんっ!」
その子が頭を下げる。
このままじゃ土下座でもしそうな勢いだ。
「わかったわよ。やるわよ。
ただし、麻実が帰ってくるまでね。」
私がそう言うとその子は涙目で、
「ありがとっ! じゃ、これ着てね。」
と私にゴスロリの服を渡して来た。
は?これ絶対私似合わないんだけど。
そう思いながら着替えて接客に出る。

