「デート、なのかな…?」 声が震えるけど気にしない。 隣にいる花ちゃんは黙って神田君たちを見ている。 「ねえ麻実、」 突然口を開いた花ちゃん。 「なに…?」 私がそう答えると花ちゃんは元気付けるようにポンポンと背中を叩いた後、 「大丈夫よ。神田君を、信じなさい。 好きなんでしょ?」 と優しく笑った。 そうだよね…! 神田君は私の彼氏。だから神田君を信じよう! そう決意して私たちは雑貨屋さんを出た。