「キスマーク。」



神田君は一言そう言って去って行く。



「き、キスマーク⁉︎ 」



とりあえずお手洗いに駆け込んで確認。



うわ、本当…それで花ちゃん怒ってたのか。



すると花ちゃんがお手洗いに入ってきた。



「麻実! そんなとこにいないで仕事!
キスマークのことはもういいから。」



「う、うん。」



そう言って私も仕事に戻った。