「おまたせ、急に抜けてゴメンね。」
私がそう言うとみんな快く許してくれた。
「麻実、神田君、そんなことよりはやく店番戻って! 今大変だから。」
花ちゃんにそう言われて店番に戻る。
…本当、悪いことしたな。
そう思いながら仕事をしてると恵斗君が来た。
「あ、恵斗君。」
私がそう言うと恵斗君は私に気づいた。
「麻実ちゃんか。って、それ…。
神田君、独占欲強いね。」
恵斗君は呆れたように言う。
「へ? 独占欲? なにが?」
「気づいてないのか…。まあいいや。
じゃあ、俺席行くね。」
そう言って恵斗君は席に向かって行った。

