冷酷王子はイジワル男子




「ハァ、ハァ…」



走って屋上へ来た。



「もうっ、やだぁ…!」


それから私は声を上げて泣いた。



すると、



「あ、れ?麻実ちゃん。どうしたの?」



恵斗君が屋上に入ってきた。



「神田君がぁ…!」



私はさっきあったことを全部話した。
話し終わると、



「そっか。でもそれだけ神田君が好きってことじゃん。俺には惨いけど、神田君は嬉しいと思うよ。」



「でもっ、重いって思われたらっ…」



「大丈夫だから。」



恵斗君はそう言って頭をポンポンとしてくれる。