「神田君、おろして。」 「無理。」 そう言って校舎の方に歩いていく神田君。 「まだ体育祭終わってないよ?」 「それは…」 すると神田君は立ち止まってクルリと女子たちの方を向いた。 「誰でもいいけどさ、 細川さん、体調悪い上に怪我してるから帰ったって言っておいて。 それで僕はその付き添いってことで。」 そう言って女子たちに微笑みかける神田君。 すると女子たちはものすごい勢いで、 「OKOK! 私に任せて!」 「言っておくから2人は安心して帰って!」 と頷いた。