冷酷王子はイジワル男子




走る走る走るーー



そして気付いたときにはゴールしていた。


「麻実、大丈夫だった? 足。」



そう心配してくれるのは花ちゃん。



「うん、大丈夫。」



…本当はズキズキ痛いけど、花ちゃんには心配かけたくない。



するとーー



「バカじゃないの。」



その言葉と共に体が宙に浮いた。



「きゃっ…!」




するとそこには私を抱き上げる神田君が。



「「キャーーーーーッ!」」



それを見た周りの女子の悲鳴を上げる。




「ちょっ、神田君?どこ行くの?」




スタスタとどこかへ歩き出した神田君に向かって聞く。




「どこって、決まってんじゃん。保健室だよ。」



そう言って神田君は私を保健室に連れてった。