冷酷王子はイジワル男子




「ヨーイ…ドンッ」



この合図でみんな走り出す。
もちろん私も。


でもーー



「きゃあっ!」



誰かに押されて転んでしまった。



「細川さん大丈夫?」



体育委員の子が心配してくれる。


でもここで終わるわけには行けない。
せっかく神田君が応援してくれたんだもん。




「あ、大丈夫。」



私はそう言って立ち上がる。
変な転び方したから少し足がズキズキするけどそんなのは気にしない。