「あぁ、それなら、もう許可もらってる。神田君も面白そうだって。」
「は、はぁ⁉︎ 」
神田君、それって、
よっぽど自信があるか、
ただ単に本当に面白そうだと思ったのか…
負けたときの心配はしないの?
私なんてどうでもいいのかな…?
「まぁ、とりあえず体育祭まで麻実ちゃんにアピールは控えておくよ。
あ、1つだけ言っておくね。
俺、中学の頃、陸上部で大会とかでも優勝なんてしょっちゅうだったから。」
そう言って教室を出て行く恵斗君。
陸上部、優勝…
そんな相手に神田君勝てるの…?
そう思いながら今日は1人家に帰った。