❇︎ 「おっはよ! ねえ、神田君と登校してなかった?」 そう私に話しかけてきたのは、我が親友、川田 花ちゃん。 「うん、まあ。」 私がそう答えると花ちゃんは目を輝かせた。 「じゃあ、昨日の告白OKだったの?」 「OKでしたっ!」 私がそう答えると花ちゃんは自分のことのように喜んでくれた。 やっぱ花ちゃんは優しいなぁ。 そう思ったところでチャイムがなった。