冷酷王子はイジワル男子




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「おっはよ!
ねえ、神田君と登校してなかった?」



そう私に話しかけてきたのは、我が親友、川田 花ちゃん。


「うん、まあ。」


私がそう答えると花ちゃんは目を輝かせた。



「じゃあ、昨日の告白OKだったの?」



「OKでしたっ!」



私がそう答えると花ちゃんは自分のことのように喜んでくれた。



やっぱ花ちゃんは優しいなぁ。



そう思ったところでチャイムがなった。