恋のジレンマ

瑠美ねぇちゃんの彼氏さんの名前は確か…。


…あ、髙橋奏多(タカハシソウタ)…先輩だ。


彼氏さんも二年生なんだよなぁ。


背が高くて肌は日に焼けたのかほんのり茶色。


髪は長髪だった…かな?俗に言うヤンキーだ。でも優しい、とにかく優しい。


「あ…もしかして、奏多のこと?」


瑠美ねぇちゃんにズバリ、言い当てられてコクリと首を縦にひと振り。


「奏多もね、”絵美ちゃん誘いなよ〜絶対楽しいよ!”って言ってくれてるよ?だからさ、おいで!」


ぁあ、お二人はどこまでお優しいのですか…。


「じゃあ、お言葉に甘えて…」


自分で焼いたトーストをかじりながら少し申し訳なさそうに「お願いします」と言った。