9月13日 新見錦切腹。



   数日前に土方が芹沢派を一掃する為、

   私を逃がさない手段として局中法度を

   作った……。 ここ数日、新見は

  芹沢さんと行動を共にしていなかった為 

   法度を知らなかった……………。


 
  しかし、総司の介錯により切腹した



   どっかの廓だったから……私は

     現場を見てなかった……



   仲が良かった訳じゃないが……


   やはり仲間を失うのは悲しかった




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   次は……芹沢さん……これは痛い……


   芹沢さんには稽古も付けて貰ってたし


     可愛がって貰ってた…………


   彼が生きてたら………新選組は………


    
       スパンッ!



   美輝「義豊~~~………やっぱり…

      芹沢さん………殺すの?」


   土方「まず義豊さん!!!それから

      芹沢派は……容保公の命だ…」


  美輝「知ってる…。でも…この組には

     芹沢さんが必要なんだよ?」


   土方「仕方ないんだ。諦めろ……」


   美輝「そっか……。もし芹沢さんが

    生きてたら……私達は戦わなくて

    済むかも知れなかったのにね……

      お梅さんは…………………」


   土方「見られたら殺す………………」


   美輝「……………………………………

         分かった………………

       義豊も大変だね…………

    私、芹沢さんに鍛えられちゃって

    すんごい強くなっちゃったからね?

    私が本気出したら…マジ強いから…」


    ビクッ!  土方の肩が揺れた


   土方「……………………………………

      分かってる……新選組の

      敵になったら……脅威だ……

       平助もいるしな………

   正直……お前を敵に回すのは怖い」


   美輝「ですよね……その時は

      総司も労咳で寝てるし…………」


   土方「っっっ!!! 総司も……

      ……………………………………


       平助を説得しろ………」


   美輝「多分……私が行かないと

     言っても…平助は行くよ?

     伊東甲子太郎を勧誘しないのが

     一番だと思うけど…………?」