美輝「新撰組の副長は凄い人だって
言ったでしょう？
未来であなたのことは寺子屋で
学ぶよ？ 私は義豊を尊敬してる
あなたに……出会えたことは……
私の誇りです」
土方「………………美輝……………………」
美輝「私は……平助の意志を尊重します
さっきも言ったけど………
御陵衛士が…近藤さんを
暗殺しようとしているかは
本当に分からないの………
だから……もし本当だったら
私があなたに伝える……良い？
もし、根も葉もない噂に動いたら
私が………新選組を潰す………
平助の命を守る為なら何でもする」
土方「……………………………………
分かった…………………」
美輝「この話は二人だけの秘密で！」
土方「分かった」
……………………………………
スパンッ！
美輝が襖から顔を出すと、少し
離れた所の縁側に座って足を投げ出し
楽しそうに話してる面々
美輝「話し終わったよ～～！！！
入って来て良いよ～～～！！！」
総司「何の話してたんですか？」
土方「その件に関しては触れないでくれ」
新八「気になるなぁ～～～～～……」
美輝「私と義豊の秘密です」
土方「義豊さんっっっ！！！」
美輝「もう私達は名前を
呼び合う仲でしょ？」
平助「えっ？」
土方「違うっ！平助もﾓﾀﾓﾀしてると
食っちゃうぞ」
平助「止めてっ！本当に止めて！
洒落んなんねぇーーー！！」
美輝「食わせませんから………………」
平助「だよな？だよな？」
美輝「改めて……新選組拝命
おめでとうございます！！」
総司「何で言わなかったの？」
美輝「いや……近藤さんから
言われた方が感動でしょ？」
左之「俺はぶったまげて感動どころか
話すら聞けなかった………」
全「俺も………………」
土方「俺は……心の蔵を抉られた
感じだ……………………」
美輝「どんな感じかは想像しかねます」
土方「嬉しいと言う感情では
無かったな。ぶったまげた」
平助「俺もだよ」
新八「今落ち着いて考えると
感動だよなぁ～～～～」
全「あぁ………………」
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