光輝く未来へと繋ぐ……




  
 平助「美輝……起きろ……巡察!!」


 美輝「ん~~~………っっっ!!!

    あのお子様達はっっっ!!!」


平助「土方さんが平隊士に金掴ませて

      斬首した………」


   美輝「でかしたっっっ!!!」


  平助「だからさぁ~…足重い…」

   
     美輝「ゴメンゴメン………」


  平助「行くよっ!支度しろ!」


   美輝「はぁ~~~~~~い」


    平助「ハイは短く!!!」


     美輝「へいっ!」


 平助「……………………………」


   

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   巡察中………


  平隊士「俺暫く飯食えねぇ……」


      「俺も………」


    「誰だよっっっ!!!

      あんなんなるまで

     放ったらかしたのはっ!」 


 美・平「……………………………」


   美輝「シィーーーーー…………」


      平助を睨む美輝


  平助「お前の内面の何処いら辺が

    輝いてんだよ………………」

   
     美輝「全て完璧」


  平助「そう言ってる時点で

     黒くくすんでる………」


 美輝「……………………………

    ふぅ~~~~~~ん……」

    
平助「お前今日蛆の間に寝られんの?」


美輝「片づけてくれたんじゃないの?」


 平助「そうだけど……総司の部屋で

       あったことだろ?」 


 美輝「分かんない……帰って部屋に
    
   入ってみる……その時に、あの

   惨状が浮かんだら無理…………」


平助「無理だったら俺の部屋に来いよ?」


 美輝「え~~~~~~~…………

    嫌なんじゃなかったの?」


     平助「もう平気」


 美輝「………………………何が?」


   平助「そこは掘り下げるな」


    美輝「分かった…………」

   
 平助「……………………………

  俺……何日食べられないかな…」


 美輝「私も……暫く食べれないや…」


  平助「厠以上の惨劇だったもんな」 


  美輝「うん……この世の物とは

     思えなかった………………

   私……初めて恐怖で気絶した」


 平助「うん……あれは女には無理だ」


   
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