決めた!!!此処にいる間は

    平助の盾になろう!!!

   私が平助を守るっっっ!!!


  平助が誰か他の子の為でも………


  平助の笑顔が見ていたいから…


 平助の命……私が……守る!!!


 私の力は……平助の為に使う!!!




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    平助が走って戻ってきた


  美輝「帰ろうっっっ!!!」ギュ!


    平助の手を握り、二人で


    茜空を背に歩き出した  




  ーーーーーーーーーーーーーー




       スパンッ!



   土方「うるせーっっっ!!!」


     美輝「決めた!!!」


   土方「何をっっっ!!!」


   美輝「8番組に入る。長州は

      斬らないっっっ!!!

       小姓は辞める

     全うな京都守護職として

       力を使いたい

       飲めるか?」


 土方「……………………………

        平助の為か?」


  美輝「そっ!組の為じゃない

     平助の為に此処にいる」


  土方「良いだろう。明日から

       八番組に配属する


  ……………………………………


    総司から聞いたぞ……


   一人で四人相手に素手で

 
     倒したんだろう?」


 美輝「女を見りゃ見境ない豊玉みたいな

     男は女として許せない」


       バチンッ!


    美輝「痛いっっっ!!!」


     土方「良かったな!

   豊玉と呼ぶな!そして俺は

   女を選ぶ。見境無くやらねぇ」


美輝「豊玉よ…史実を嘗めたらいかん」


      
       バチンッ!


   美輝「痛いっっっ!!!」


  土方「良かったな! 俺はなぁ…

      天神以下は抱かない

   因みに…お前は天神以下な!」


   美輝「知れば迷い

        知らねば迷わぬ

            恋の道」


     
       バチンッ!


   美輝「痛いっっっ!!!」


   土方「素晴らしい句だろ?」


      美輝「ふっ!」


  土方「鼻で笑うなっっっ!!!」