美輝「武士として恥ずかしくない?

  町娘泣かせて町人に刀振り回して

   武士ってそんな情けないの?」


 美輝はその男の頬に拳をめり込ませ

   鳩尾に足裏をめり込ませた
    
 刀を振り下ろす男を見て後ろに回り

     背中に跳び蹴り

 四つん這いになってる男の髷を掴み

     地面に叩き付けた

    鼻と口から血が垂れる

 美輝「鼻の骨折れてるから……早く

 手当てして。鼻が曲がったままになるよ」


 男「嘗めるなぁーーーーーー!!!」


     刀は下に落ちてる
 

 此方に走ってくる男に右手を横に出し

    美輝も男に向かい走り出し

 通せんぼのように片腕で男を受け止め

美輝の全体中をかけ、下に叩き付ける


   一緒に倒れ込んだから男は

      後頭部を強打
   
   脳震盪を起こして気絶………


 平助「……………………………

     すげぇーーーーーーー」 


  ……………………………………



  総司「潤……凄いね………」


   振り向くと巡察中の一番組


   美輝は四人全て帯を取り

   
  着流しを後ろから引っ張ってきて


 顔と手を覆い隠し、帯で締め上げた
    

  美輝「はい。この褌達を宜しく」

 
    と、一番組に引き渡した


      殺さず捕縛