後ろから凄い顔して追いかけてくる


 水色の羽織を着た男たち…………


   美輝「新……選……組?」


   走りながら考える美輝


  幕末か? いやいやいやいや


    有り得ない……………


      コスプレか?


  いやいやいやいや  有り得ない


 わざわざコスプレするために剃り上げないだろ


    後ろを振り向くと………


  美輝「……………………………

    いねぇ~~~~~~………」


 美輝はトボトボと宛もなく歩き出した


朝日に照らされてキラキラと輝く川に出た


 美輝「絶対タイムスリップだ…………」


    景色は太鼓橋や柳の木


美輝「どうやって帰れば良いんだよ!」

  
   河原に座って体育座りして


     川を眺めていた


 いつの間にか人垣が出来ていたとも

シラズニ


 美輝「はぁ~~~~~~…………」


   キュルキュルキュルキュル~~~~~


 美輝「みんなと夜食に食べようと

   思ったのに~~~~~~~…」


 エナメルをガサゴソあさり、スナック菓子を

  
     食べ始めた……

  
 美輝「んめぇ~~!!何?明太子味?

   今日からお前は神だ…………」


   ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ


 美輝「夕飯用に残しとこう………

  取り敢えず…神社戻ってみよう…」


   エナメルを背負って振り返ると  


   美輝「ぎゃぁっっっ!!!」


    人垣にビックリした