スーーーーーーーー



   平助「(ビクッ!)

      ……………………………………」

   
   美輝「……………………………………」


   平助「騙してて御免っっっ!!!」



  後ろを向いている美輝に土下座する平助 



   美輝「……………………………………」


  
    美輝は刀の手入れをしている


    平助も刀の手入れを始めた


 美輝は手入れが終わると、部屋の隅っこで


     羽織をかけて眠った


  平助「……………………………………

    (無言が一番怖いかもしれない)」


   
   ーーーーーーーーーーーーーー



    平助は布団を敷いて入った。

   
   美輝の寝息を確かめて美輝を抱き上げ


   布団に入れた。 平助は美輝が

  
  寝ていた所に羽織三枚重ねて眠った




   ーーーーーーーーーーーーーー




   明け方……平助のクシャミで目が覚めた


   美輝「……………………………………」


    美輝は布団の中。平助は畳。


   今は一月。布団をかけてても寒い


       馬鹿平助


   平助の頬は死人のように冷たかった


   美輝は帯を取り、平助の帯も取り


      平助に跨がった


  平助「ごっっっ!!!ゴメンナサイ!!!」


    美輝は合わせを左右に開き


    平助のも開き、体を重ねた


   平助「えっ?えっ?何っ?

      どうしたら良いの?」


   美輝「体が冷えてるから………」ボソ


     ギューーーーー!!!


   美輝は自分を怒っているのに体の

   心配をする美輝に感動していた