尊王攘夷になれば……
いつもこんな楽しいお酒が呑める。
尊王攘夷になったら……
私は……人を殺すようになる……?
眉間に皺寄せながら呑んでいると
平助に皺を伸ばされた
平助「皺戻らなくなるよ?」ニコッ!
美輝「あ…羽織脱げたんだね?
おめでとう!!!」
平助「……………………………………
あ……ありがとう」
栄太「今度はどうしたの?」
美輝「何が?」
栄太「難しい顔してたから」ニコッ!
美輝「いや。何もない。くだらないこと」
栄太「くだらないこと考えると
美輝は皺が寄るの?嘘吐き」
美輝「いや……本当くだらないの」
栄太「良いから言ってみ?」
美輝「もし新選組が尊王攘夷になったら
きっと、私は人を斬るように
なるんだろうなぁ~って…」
全「……………………………………」
美輝「ほらぁ…くだらないって
言ったじゃん………
少々恥ずかしいよ?」
平助「何でそう思うんだ?」
美輝「私は長州も新選組も好きって
言ったじゃん?長州も新選組も
仲間になったら……此方に刃を
向けるのは敵のみ。仲間に
危害を加えるような事があれば
私は刀を振るうよ…………?」
全「……………………………………」
栄太「はぁ~~~~~~~…………」
美輝「何でしょう」
平助「お前は戦わなくて良い」
美輝「まぁ……池田屋で平助が
やられそうなとき
刺しちゃったんだけどね」
土方「本当かっっっ!!!」
新八「あぁ……。すげぇ早かった」
平助「急所は外してたが……
驚いた。こいつは総司に並ぶ」
土方「見たかった」
左之「土方さんは四国屋行ってから
だったから、突入が遅れてな」
美輝「ね?大事なものがあると
刀を振るうと思う」
土方「総司が二人…………すげぇな」
美輝「近藤さんも恐れる桂小五郎に
習ってたんですよ?
強くならなきゃ阿呆でしょ」

