確かこの一年は何も起きない。


   これで何かあれば、歯車が変わる


   来年は目まぐるしい一年になる。


    今年は楽しもうっっっ!!!



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  美輝「平助……山南さんから文来た?」


   平助「あぁ……。忙しいらしいな!

      帰して貰えないって嘆いてたぞ」


  美輝「本当?そっか……。良かったぁ!

     義豊………ありがとう………」

     ボソッと呟いた美輝だが

    平助の耳にしっかり届いていた


   平助「……………………………………」


   美輝「歴史が……変われば良いなぁ」


   平助は壁に寄っ掛かって座っていた


     平助「美輝……おいで?」 


  美輝は平助の膝の上にちょこんと座った


   平助は美輝の腰を掴み、跨ぐように

     座らせ引き寄せ抱き締めた


   平助「美輝お帰り!寂しかった」


 美輝「放置してたのはあなたですけどね」


     平助「しようか…………」


     美輝「今ですか?」


   平助「一月も我慢してたんだよ?」


 美輝「私はあなたのゴミ処理場ですか。」


  平助「ごみって言うなっっっ!!!」


     美輝「夜ね…………」
 

   平助「また羽織着なきゃ………」


     美輝「冬で良かったね」

   
  美輝の袂から手を入れ背中を撫でる平助
   

    平助「夜が待ち遠しい…………」


    美輝「手を離せ。誰かくる」



 
       スパンッ!