光輝く未来へと繋ぐ……






    美輝「近藤さぁ~~~ん」


   近藤「猫撫で声は止めてくれ。

       気持ち悪い………………」


  美輝「……………………………………

    伊東さんを何故入れたんですか?

    彼?彼女?は……尊王攘夷ですよ?」


  近藤「勧誘後に出会いがあったんだ」


   美輝「……………………………………」


  近藤「 将軍家の医師を務める松本良順先生との出会いだ。

【外国には注意が必要なのにも関わらずなぜ

 先生は積極的に外国との接触を もつのか】

   と聞いたら松本先生は、

  西洋の事情や文明が優秀なことを

    詳しく説明して下さった。

   そして先生の説明で、長年、

  私の心にわだかまっていた疑念が

      解けたたんだ」




  近藤が攘夷の無意味を悟ったことは

   同時に尊王攘夷集団としての

  新撰組の本旨を 失ったことになった。

   ただし、「尊王」は否定していない。

   近藤は「公武一和」を掲げ

  国難を乗り切ろうとする会津藩のもと、

  その最前線で働くことを決心したのだ



   美輝「では、何故江戸にいる時点で

     伊東さんにお断りを

  入れなかったのですかっっっ!!!」


    近藤「彼は文武両道だろ?」

   
     美輝「だから?」


    近藤「組に必要だろ?」


    美輝「……………………………………」


    近藤「何だその目は………」


    美輝「騙したんですよ?彼を!」


    近藤「分かってはいるんだが……」


    美輝「私も尊王攘夷ですよ?」


    近藤「法度があって助かった」


  美輝「何ホッとしてるんですか!

    暴動が起きますよっっっ!!!」


   近藤「法度があって良かったね」


   美輝「あなたを信頼して付いて来た

      方々に申し訳ないとは

    思わないのですかっっっ!!!」


    近藤「そりゃ思ってるさ」


  美輝「尊王攘夷の思想を持つものは

     今後どうやって生きてゆけば

     良いのですかっっっ!!!」


    
     ……………………………………



   美輝の怒鳴り声を聞いて土方、総司

    平助、左之、新八、一が

     襖の前で聞いていた



    ……………………………………




    近藤「仕方なかったんだ」


   美輝「仕方なく我々尊王攘夷は

     長州と戦うのですか?」


      近藤「そうだ」


    美輝「正気ですか?」