伊東「近藤さんは何を考えて
いらっしゃるのでしょうか……」
美輝「何が仰りたいんでしょうか」
美輝はイライラを剥き出しで話す。
伊東「私は……江戸へ隊士募集に来た
近藤さんに伺ったんです…………。
尊王攘夷を掲げると…………。
私も尊王攘夷であるならば……と、
来ることを決意した…………。
なのに、何故……こんな事に………
話が違うから離隊を申し出たら
切腹を申しつけられました!!!
私は……どうすればっっっ!!!」
まだ陽も登っていない朝焼けの時に
平助と二人起こされて布団の上で
二人はあぐらをかき、聞いていた。
伊東さんはしっかり座布団を出して座り
身振り手振りで悔しさを現している
美輝「そうだったのか………。長年の
疑問が解けました……………。
私は平助が決めた道について行く
だけですから………。」
平助「美輝は美輝の道を生きる!俺に
合わせるなっっっ!!!良いな?」
美輝「なら……栄太の所に行くよ?」
平助「俺について来いっっっ!!!」
伊東「聞いてますか?悔しいったら
ないですわよっっっ!!!」
美輝「でしたら……
髪を切ってみませんか?」
伊東「……………………………………
まだ言うんですか…………」
美輝「いや……本当に気持ち悪いから」
伊東「道場主であり、北辰一刀
流免許皆伝の私に意見するのですか!」
美輝「道場主ではありませんが、私も
北辰一刀流免許皆伝です。
元々は神道無念流だったんですが
桂小五郎に鍛えられました」
伊東「桂殿にっっっ!!!」
美輝「今まで出会った中で一番強いと
思います。次は亡き局長
芹沢だと思います…………。」
伊東「何故……桂殿を…………」

