何故……武田を勉強会に連れ出したか…
武田の戦術は時代遅れ……更に
近藤さんに媚びを売りすぎて
皆から白い目を向けられるようになる
武田は居場所を失い、結局は
新選組の【誰か】に暗殺される
もし、伊東さんの勉強会で
武田の意識が変われば……と、
美輝なりの武田への気遣いだ
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案の定、武田は伊東さんの勉強会に
引き込まれ、熱心に勉強していた
私は……話が難しすぎて理解できず
壁により掛かり寝ていた
……………………………………
勉強会が終わると凄い形相の
伊東さん、平助、武田が目の前にいた
伊東「勉強会はどうでしたか?」ニコッ!
美輝「とても為になりました」
伊東「どの辺りが……?」
美輝「尊王攘夷に対する想いとか?」
伊東「クスッ! 始めは聞いてたんですね」
美輝「話が難しすぎて……正直
私の脳味噌では付いていけません」
平助「……………………………………
スミマセン……こいつ馬鹿なんです」
美輝「でも、私は伊東さんとも
仲良くなれるように…来たんです
初めから寝るつもりで来たんでは
ないですからね?」
伊東「仲良く……ですか……」
美輝「何て言えば良いんだろう
敵意を剥き出すより……
良いところを見付けて
あなたを人として好きになろうと
思ったんです
失敗しましたが……………」
平助「心掛けは良いんだけどね……
寝るのは良くないね……」
武田「無理矢理連れてきて
寝るとは何事だっっっ!!!
こんな素晴らしい話を
理解できないお前は
どうかしてるっっっ!!!」
美輝「どうかしてるのは野口さんの
髪型だろっっっ!!!
お前の髪型はどうかしてるっっっ!!!
そして、媚びを売るのは止めろ!」
伊東「クスクスクス 面白い…………
名前は?」
美輝「西野美輝です」

