河原で寝転んで空を眺めていた


      「久しいな……」


   美輝「あぁ~~~~~~~!!!

         晋作っっっ!!!

     久しぶり! 元気だった?」

   
    晋作「まぁな……どうした?

       今日は一人か?」


       辺りを見回す晋作 


   美輝「うん。走ってたの。今は

       休憩ですね……。あ……

      玄瑞、大丈夫だった?」


   晋作「いつの話してるんだ。もう

         煩い位元気だ……」


      美輝「栄太は?」


  晋作「そろそろ来るはずだ…元気だよ」


      美輝「良かった」ニコッ!


     晋作「奇兵隊に入れよ」


   美輝「うるせぇなぁ……いつもいつも!

     顔合わせりゃ奇兵隊奇兵隊って

     うるせぇんだよっ! ボケッ!」


  「……………………あぁ。また……。

  壬生狼に返すとすぐ言葉が綺麗になる」



   振り向くと眉間に皺を寄せた栄太  



   美輝「栄太ぁーーーーーー!!!」



      栄太に抱き付く美輝 



      栄太「会いたかった」


       美輝「私も………」



     晋作「奇兵隊に………」


      栄太「愛人は?」


     晋作「元気にしてる」


     栄太「どうでも良い」 


     美輝「会合ですか?」


  栄太「そうだよ?そっちはどう?」


     美輝「みんな元気だよ」


   そう言って……栄太から離れて


     また河原に寝そべった


   美輝「変わらず……史実通り!!!

      笑っちゃうくらい忠実に」


   栄太と晋作も美輝の両脇に座った


   栄太「そっちのゴタゴタはどうなった?」


    美輝「全てこれから………

      変えられる自信ないけど……」


      晋作「戦か?」


 美輝「いや……そんなデカいもんじゃない」


  栄太「何で美輝はいつもため込むかね」


  美輝「そんなつもりはないんだけどね」