美輝「参りました」


   美輝が目覚めたのは初めて幕末に


      来た時にいた神社


  死ぬ予定だったのに……………………


   取り敢えず最後にいた栄太と晋作の


       宿に向かった


   二人はいないものの、美輝の荷物や


   長州で働いた給料は手付かずのまま



    着物に着替え、向かった先は



        鍛冶屋


 
  美輝「もう一度光輝平眼を作って!

      今度は大至急!!!

      刻がないの……申し訳ない

     光輝平眼の他に……日本統一

        と、足して下さい」


   鍛冶屋「へぇ。寝ずに作ります。

       十日下さい…………」


   美輝「ありがとうございます!

        助かります!!!」



     ……………………………………




   次に向かったのは…………

  
        長州藩邸


    ドン ドン ドン ドン


   
   美輝「桂さんに会わせて下さい!

    久坂 玄瑞でも良いっっっ!!!」


     門番「ならぬ!去れ!」


     美輝「出来ません!!!」


     門番「斬るぞっっっ!!!」


    美輝「髷を頂戴しますよ…………」


   桂「何事だ! 騒々しい!!!

          っっっ!!!」


       バチンッ!


    美輝「痛いっっっ!!!」


   桂「何やってるんだっっっ!!!

      馬鹿者っっっ!!! 折角

    未来に帰れたのにっっっ!!!」



   美輝「話を聞いて下さい!!!

       玄瑞はいますか?」


   桂「……………………………………

        来なさい………………」


     美輝は部屋に通された 


   
    「はぁ~~~~~~~……………」


   美輝「何ですか?その溜め息は……」


   玄瑞「本当に馬鹿者だ………………」


   美輝「ありがとうございます。

      どうぞお座り下さい…………」


  玄瑞「お前の家じゃないっっっ!!!」


   美輝「近く……戦が起こります」


   玄瑞「無視とはっっっ!!!」


   美輝「玄瑞は……挙兵しないで!」


     玄瑞「笑わせるな…………」