【病院】

     
   巡回中の先生たちが……美輝の診察を 

   していた……。   すると……


    ジワジワジワジワ~~~~~~~


    脇腹が真っ赤に染まり始めた


   先生たちは目を見開き、ハサミで


     パジャマを切り裂いた


 先生達「っっっ!!!何が起こったんだ!

     ストレッチャー!!! ガーゼ!!!」


   
    ガーゼで傷口を圧迫どころか



     傷口にガーゼを入れていく


   
   「ぎやぁ~~~~~~~!!!」




  ドンッ! ガシャンッ! ガタンッ!


    ビタンッ!  ズデンッ!



   美輝「……………………………………

     助けて………。総司と晋作は

     結核……私と吉田稔麿は刀傷……

     私が目覚めたら全て話すから

     それまで……警察呼ばないで……」


  先生「……………………………………」

  先生「……………………………………」

  先生「……………………………………」


  看護師「……………………………………」

  看護師「……………………………………」

  看護師「……………………………………」


   先生「っっっ!!! 結核患者は

      隔離病棟!!!刀傷は

      オペ室の準備!!!」


  看護師「刀は預かります……全て」


   美輝「幕末の池田屋事件から……

        タイムスリップ………………

         刀は……証拠……

      みんなを……助けて………」


   先生「西野さんの精神鑑定は……」


   美輝「ぶっ……………っ飛ばす……」

   
 先生「イヤ……信じられるわけないだろう」


   美輝「局所麻酔して……痛過ぎ……

     この男……よぉ~く見て……」


   土方を掴み……前に突き出す


  先生「浅葱色の羽織り………新撰組…

           っっっ!!!」


  先生「有り得ない!有り得ない!」


  美輝「お願い……局所麻酔………

     先生達も………精神……鑑定……」


  先生「イヤイヤイヤイヤ……有り得ない!」


  美輝「沖田総司も……高杉晋作も……」


  先生「高杉晋作は…池田屋には……」


  美輝「私が……歴史を……変えた……

     土方も……結核……かも……」


    先生「この二人は?」 


     美輝「えっ? 何?」


   先生が指さす方を見ると…………