栄太「布団敷いて~~!!!」


   美輝「手伝ってくれる~?」


      栄太「良いよ」


   美輝「私が死んだら悲しい?」


     栄太「愚問だな」ケラケラ


 美輝「じゃあ……私が突然未来に帰ったら?」


   栄太「……………………………………

          何か感じるの?」


   美輝「いいえ………全く………」



     ギューーーーー!!!



   栄太「美輝が未来に帰るのと

      死ぬことは……俺にとっては

      同じ事。 美輝が死んでも

      未来に帰っても…………

      俺は無になる。 分かる?」


   美輝「私は武士の妻にはなれないな」


      栄太「何で?」


   美輝「いつ死ぬか分からない夫を

     待つなんて……私には出来ない」

  
  栄太「藤堂の妻にもなれないね?」


     美輝「無理だね…………」 


   栄太「その言葉だけで十分だ」 




   ーーーーーーーーーーーーーー




   美輝「行ってらっしゃい!!!

        早く帰ってきてね?」


  栄太「行ってくるよ……早く寝ろよ?」


      美輝「はぁ~い」


      晋作「寝ろよ?」


     美輝「毎日寝てます」


    晋作「知ってます!!!!」 




   ーーーーーーーーーーーーーー



   私は歴史を変えてしまった………


    ………自分のエゴの為に………


     でも……後悔はしない……


   代償が必要なら……私が喜んでやる
    


     私の命………あげるね……



   私を此処に連れてきた誰かさん……


   
   私を此処に連れてきた事を後悔しろ