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美輝「いだぁーーーーーー!!!」
栄太「起きた?動くなよ…傷が開く」
美輝「え……」
栄太「木が腹に食い込んでた……
少しだけ玄瑞が縫っといた」
美輝「へぇーーーーーーーー……
着物突き抜けたんだ…………
痛い訳だよね~~…………」
栄太「今は熱出てるから……
起きるなよ?」
美輝の頭をゆっくり優しく撫でる
栄太「嫌がることしてゴメン…………
美輝が受け入れるまで
もうしないから………」
美輝「良かろう」
栄太「……………………………………。
有り難き幸せ…………………」
美輝「助けてくれてありがとう……
メッチャ怖くて…メッチャ不安だった」
栄太「ふふ…メッチャって何か知らんけど
怖かったんだな?暗かったし
痛かったしな………………」
美輝「何で彼処にいるの分かったの?」
栄太「何度も通ってたんだけど……
啜り泣く声が微かに聞こえて…
もしかして帰り辛くてうずくまって
泣いてるかと思いきや…………
ぶら下がってたからね………
俺も驚いた………………」
美輝「スミマセンでした……………」
栄太「流石美輝って感じだね?」
美輝「怒ってないの?」
栄太「怒ってたよ? 凄くね………
一刻経っても帰ってこないから
探し回ったんだ…………。
怒りで我を失うところだった。
空き家の戸を開けるまでは……。
本当は説教する筈だったけど………
こんな状況だし……泣いてるし
美輝がいた事に安心して
怒りは吹っ飛んだ…………」
美輝「ありがとうございます」

