美輝「栄太ぁ~~~!!! 暇っ!

      どっか連れてって!!!」



      今日は美輝の非番



  栄太は何やら書物を真剣に読んでいる


   美輝「聞いてるーーーー???」


   栄太「……………………………………」


   美輝「聞いてねぇ~~~な…………

    クソ栄太………京に返しやがれ!

     平助に会いたい~~!!!

      平助とチューしたい!

    平助に抱き締めて貰いたい!

    平助に抱かれたいっっっ!!!

    平助と手を繋いで町を歩きたい!」



    栄太「(ピクッ!) あぁ?」



    美輝「あっ!栄太さん………

      町へ連れてって下さい!」


    栄太「抱かれたいのか?」


  美輝「いいえ!町に行きたいんです」


    栄太「今……確かに……」


   美輝「私、今日非番なんです……

      町に連れてって貰えません?」


   栄太「平助って言ったか?」


   美輝「いいえ~~~~~~~?」


   栄太「言ったな?抱かれたいと

           言ったな?」


   美輝「言ってませんよ? それより

          町に…………」


  チュッ!  ギューーーーー!!!



   美輝「あぁーーーーーーー!!!

         平助の特権!!!」 


   栄太「……………………………………。

      平助の特権………………………」