栄太「これ位は……覚悟してた……
お前は俺を兄としか見てないが
俺はお前を……愛してる………」
美輝「…………………………
私は藤堂平助を愛してる」
栄太「知ってるよ…………。
お前が藤堂と走ってる時に
見た涙が忘れられない……
もう離してやれない…………」
美輝「じゃあ……私と奇兵隊……
どっちか選んで……。
長州と私…どっちを選ぶ？」
栄太「……………………………」
美輝「あなたは……私を…………
選べない…………」
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
美輝「私を選べないなら…………
私を平助の所に返して！！！」
栄太「ごめん……両方……諦めない
晋作……上げて…………
逃げたらまた飛び込むよ…」
美輝「……………………………
平助……………
…………………………………
分かった……………」
……………………………………
美輝の敗北に終わった
美輝も船上に上げられた
晋作「お前……ｵﾅｺﾞの癖に……
無茶するなっっっ！！！」
美輝「お前ほど馬鹿じゃないけど」
バチンッ！
晋作「ｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗ 笑わせるな！」
美輝「奇兵隊があるから？」
晋作「っっっ！！！ そうだ！」
美輝「自分の妻や子供を蔑ろしにて
ｵﾉｳだっけ……堂々と浮気する
お前の神経のが腐ってる！」
バチンッ！
晋作「まだ餓鬼のお前に何が分かる！」
美輝「お前………土方そっくり……」
晋作「あんな奴と一緒にすんな！！」
美輝「私の尊敬する副長ですが？」
晋作「どうでも良い！！！」
美輝「二人とも軍の神なのに……」
晋作「ほぉ？ それは有り難い」
美輝「すぐ叩くのも一緒だしね……」
