ガツンッ! ガツンッ! ガツンッ!
土方「テメェーーら……………
覚悟は出来てんだろうな」
総司「桂小五郎は……私よりずっと
強かったんです」
土方「長州に連れ去られたら…………
美輝の奪還は皆無」
平助「……………………………………」
一「三人とも我々より強い…………」
土方「……………………………………
あいつは情報は漏らさない
だが……あいつが組にとって
デカい存在だ…………あいつが
あちらに付いたら……………」
総司「その時は私が美輝を斬る」
平助「っっっ!!! 総司………」
総司「敵は斬らなければならない」
土方「平助は十日の謹慎!!!
総司と一は交互に平助の隊を
面倒見ろ……。総司と一は行け!
平助は残れっっっ!!!」
一は総司を引っ張り部屋から出た
一「副長の拳骨を初めて頂いた……
痛かった……………」
総司「慣れるよ」
一「その慣れは必要ない」
左之「どうしたんだぁ?」
総司「巡察中美輝が長州に
連れ去られた」
新・左「っっっ!!!あんだってぇ?」
一「人数も多く、俺ら三人より
強い奴が三人いたから
無理だった……副長から
初めて拳骨を頂いた…………」
新八「痛いだろう………土方さんの
拳骨は脳が揺れる」
一「あぁ……一瞬目が見えなくなった」
左之「土方さんは最強だからな…
三日は痛いぞ?」
新八「で……平助は? 美輝を
どうやって連れ戻す」
総司「美輝は今頃船の上………
長州に連れて行くって……。
平助はまだ土方さんに拳骨
頂いてると思うよ?」
左之「長州に連れて行かれたら
奪還の余地なしじゃねぇか!」
新八「平助、大丈夫か?」
左之「平chanを島原へ連れてって
やらねぇとな…………」
一「平助は十日の謹慎だ…………」
新八「土方さんも甘いよな…………」
……………………………………