平助「(美輝に花の贈り物は

       駄目なんだな………………)

      捕縛しとくから…早く

       花摘んで来いよ?」


       美輝「はい」


    ……………………………………………



  花を摘んでいると

    
    「俺の部下を随分可愛らしく

       してくれたね~~~~」


     美輝「っっっ!!!」


   ビックリして花を落としてしまった

   
    立ち上がり振り向いたと同時に


       抱き締められた



       美輝「栄太」


   
  栄太「美輝が壬生狼に捕まってるのは

     知ってたんだ……。だから……

        奪い返しに来た」


   美輝「栄太………離して…………」


     栄太「鞘………見せて?」


  美輝は刀を持っている手だけを上げた


      【美輝 栄太】


    美輝「何で知ってるの?」


   栄太「これ壬生狼に作らせたんだろ?

      美輝凄いね……誇りに思う!

      で、この前鍛冶屋の主人が

        話してるのを聞いた」


   美輝「へぇ~~~~~~~………

      じゃ~~…離れようか……」


  平助「っっっ!!! 潤っっっ!!!」


    美輝「捕まっちゃった………」


   平助「っっっ!!! お前が………」


       栄太「栄太郎」