土方「そうか……平助を行かせなきゃ

      良いんじゃねぇか…………」


  美輝「……………………………………

       そうですね……………

     じゃ、話は済んだんで……

     部屋戻りま~~~す………」



   
    ーーーーーーーーーーーーーー




   美輝「平助ぇ……平助はさぁ……

      尊王攘夷だよねぇ~~?」


   平助「うん…まぁ~…そうだね」


   美輝「私もそう! 同じだね?」


   平助「そうか……そうなのか……

        良かった……」ニコッ!

   
   美輝「え?何で良かったの?」


   平助「志は同じ方が良いだろ~!」


    美輝「うん………そうだね?」 


   平助「今日はもう巡察ないし……

      走りに行こうかっっっ!!!」


   美輝「うんっっっ!!!今日は

   いつもと違う道も走ってみたいから

   平助が誘導してねっっっ!!!」


   平助「分かった!任せろっ!」



    ……………………………………



   って、事で……町を走ってる私達…

   
   あぁ……四国屋だ………栄太………

   
   まだ…ここにいるのかなぁ~~……


     そのまま走り続け………


   美輝「っっっ!!! 

    (池田屋っっっ!!!此処か!

     平助がデコッパチを斬るのは!)」



   池田屋を睨みつけていると………


   池田屋から栄太と晋作が笑いながら


      出て来た……………


     美輝「っっっ!!!」


   私は二人を見て涙が溢れた…………


   前から歩いてくる二人と目が合った


   二人は目を見開いて泣いてる私を見て


     立ち止まった………………


   平助は前を走ってるから気付かない


   美輝「会いたかった………………」



    そう言って通り過ぎた…………