西野 美輝(にしのみき)18歳。

小さい頃からお転婆で、ジッとしていられない美輝は何でも首を突っ込む馬鹿な子だった。

勉強は全く出来ないが…運動神経だけは抜群だった。

親は運動にしか才がない美輝を伸ばそうと運動系の習い事を沢山やらせた。

中学に入り、美輝は陸上部に入り、メキメキtimeを上げ、市内陸上、記録会では負けなしの成績を挙げた。

高校は勿論陸上の推薦で入り、毎日朝練、夕連で疲れる毎日。

156センチ、45キロの美輝は目は大きく、綺麗と言うより可愛い子だった。

 長距離の美輝だが、短距離も得意で、体育祭では大活躍だった。

 学校行ってお風呂入って寝る生活を繰り返す美輝は恋をする暇もなく寝る前の携帯小説だけが楽しみだった。


  美輝「平助ぇ~~…可愛すぎる!

  部活引退したら平助みたいな彼氏をgetしてやるぅ~~~~~~~!!!

  あーーーーーーーーーー!!!

   2時だし……明日から合宿で6時に駅集合……3時40分に起きるから……………

  ダメだ……もぅ寝れねぇ~~~~~」

  
   美輝は寝ることを諦め、携帯小説の続きを読み始めた。。。


  美輝「…………………………。

  っっっ!!! だぁっっっ!!!

 寝るなっっっ!!!寝ちゃダメだ!」

自分に言い聞かせ、水を飲みに下へ下りた

  美輝「ヤバい……眠すぎる……」

美輝はまたbedに入り、小説を読み始める

 
  美輝「……………………………

   ………………………………

    ………………………………

       っっっ!!!

  どわぁ~~~~~~~~~!!!」


美輝は飛び起きてジャージに着替え、顔を洗い、歯磨きしてエナメルのbagを斜め掛けにして家を飛び出した


  6時集合………只今5時50分………


いくら美輝の足が速くとも、とうてい間に合わない…………


明け方は車が少ないから無心で走った。 

信号で足止めを食らい、焦っていた美輝

 青になる寸前に横断歩道へ飛び出した




【キキキキキーーーーーー!!!】 



 

  【ドンッ!  パリンッ!】





    美輝は宙を舞った………





 スローモーションの様にゆっくりと…………

 

運転手の呆然とした顔までハッキリ見えた




   美輝「オワタ…………」




 美輝の意識はそこで途絶えた………