料亭からの帰り道、お互い無言だった。 気まずいわけでもなく、その無言の空気さえ 心地良かった。 お酒も入ってか帰り道はひどくのんびりに感じられた。 車がとまる。 「亜紀、着いたぞ。今日はお疲れさま」 キスまでしといて、こんなあっさり?? なんか拍子抜けしてしまった。 「なんだ、キスでもしたいのか?」 「ば、バカ!!そんなわけないでしょ! おつかれさま!」