朝、瑠季が迎えにくる。
いつもよりニコニコしているお母さんに、
瑠季は戸惑っている。

耳元にこっそりと、

「お母さんが今度瑠季連れてきなさいね、って言ってた」

というと、なるほど、という顔をした。