私は、走って正門のとこに行こうとした。が、里樹に腕を引っ張られた。

「真弓、危険だ。」

里樹......心配しててくれてるんだね。

「そんなの、私が一番わかってる。里樹、私は大丈夫。何があっても絶対にいなくなったりしないから。」


「でも!「里樹!私がこういう仕事をしてるって確認した上で私と付き合ったんだよね?だったら、分かって。」


私は、里樹の言葉を遮って自分の伝えたいことを言った。