冷酷な彼は孤独な獣医

龍の言葉に、おばあさんはうつむく。



そんな中、あたしは龍に小声で話す。



「ちょっと、言い過ぎだよ!

もういいでしょ!この子はこうして無事に生きてた訳だし!」



龍はあたしの言葉を無視して、

おばあさんに話す。



「失礼ですが、あなたは今何歳ですか?」



はあ?急になに聞いてるの?




龍の質問に、おばあさんは戸惑った様子で答える。



「私ですか……私は82歳です」


「あなたは、小型犬が何年生きるか知っていますか?」


「10……年くらいですか?」