冷酷な彼は孤独な獣医

その間、龍はずっと書き物をしていた。



「ああー!!疲れたぁー!!

明日絶対筋肉痛だよ!!」


ソファーに横になると、

昨日の犬がシッポを振りながらあたしの所へ来た。



「モグ―、疲れたよぉ。お前はすっかりあたしに懐いたねぇ」


犬を抱き上げると、

書き物をしながら龍が話す。



「そろそろそいつの飼い主が此処に来る」


「えっ!見つかったの?」


「あぁ、さっき保健所に連絡したら、

コイツと同じ様な犬がいないか昨日連絡があったらしくてな。

まぁ、コイツの飼い主に間違いないだろ」