冷酷な彼は孤独な獣医

「すみません気をつかって頂いて。

ところで、どうして先生みたいな人が、

こんなウチのバカ娘なんかとお付き合いを?」


おい!母親!さっきの大切な一人娘は何処行ったぁー!



「ちょっとママ!そんな事どうでもいいから!」


「だって!あんたみたいな、

名前を書けば受かるような高校しか卒業していない人と、

獣医さんでしかも院長の彼が、

どうして付き合う事になったのか気になるでしょ?」


「名前を書けば受かるって……言い過ぎだから……」


すると龍が小声で言う。


「お前、ヤバいな」


「ちょっと!ママの言ってる事信じないでよ!」