冷酷な彼は孤独な獣医

急に、2人とも低姿勢になる。


そんな2人に、龍はいつもと変わらない口調で話す。


「いいえ、誤解されて当然です。

それにご挨拶も遅れて…」


「いいえいいえ!

お忙しいご職業ですものね!

それなのに、わざわざ来て頂いてすみません」


そう話すママの脇で、パパが大きくうなずく。


さっきまでとは180度違う両親の態度に、あたしは呆れてしまう。


「まったくなんなのよ!」


そんな中、龍はママに手土産を渡す。