冷酷な彼は孤独な獣医

龍の姿にあたしは驚き、

呆然としているとママが龍に言う。


「とりあえず上がって下さい」


「はい、お邪魔します」


家に上がり、リビングへ入ると、

パパが思いっきり緊張した様子で、

あたしに話す。


「あぁ理央、なんか久しぶりだなぁアハハッ」


「パパ……連れてきたよ」


すると、龍がパパにあいさつをする。


「吉良龍我と申します。

ご挨拶が遅れ、大変申し訳ございませんでした」


頭を下げる龍に、

パパは突然とんでもない事を言う。


「なんかチャラそうだな?」


「なに言ってるのパパ!

龍は全然チャラくないから!」