冷酷な彼は孤独な獣医

「今だってそうだ!

美紀が気の毒で、俺を美紀に譲ったつもりかもしれないけど、

お前は俺に気持ちの無い女と一緒に居ろって言うのか?

勝手に押し付けるなよ!

そんなもん、お前が美紀を助けた事にはならないだろ!」


「そう……だよね……龍に押し付けただけ……だね……」


「だからお前は中途半端だって言ってるんだよ!


やる事なす事、何一つまともにできない癖に、

自分勝手な思いで、訳のわからない行動すんなよ!」


「だって……あたしは龍みたいに大人じゃないもん。

いつだって冷静で余裕のある龍と違って、

あたしはすぐに感情的になって……」