冷酷な彼は孤独な獣医

「いつまでも此処に置いてあっても迷惑だろ!

俺が持って帰るから!」


「でも勝手に!」


そう言って腕を掴むと、

龍の兄は大声を出しあたしを思い切り突き飛ばした。


「うるっせぇー!!」


「キャーッ」


ドンッ


ワワワンッ


ワンッ



壁に体を強く打ち、なかなか立ち上がれないでいる中、

龍の兄はあたしを無視して、

どんどん荷物を運び出す。


なにアイツ!最低!


あたしは龍の兄に腹が立ち、

龍の兄を怒鳴り付けた。