冷酷な彼は孤独な獣医

「ねぇ!今度そこにあたしを連れて行ってよ!」


「あんなところに行ってもなぁ。

どうせ夜景を見るなら、何処か違うところの方…」


「そこがいいの!龍が好きな場所だから!」


龍は笑顔であたしを見ると、ワインを一口飲む。


「連れて行くよ」


そう言って、龍はあたしの頭を撫でた。




ホームパーティーの当日になり、

仕事が終わり昼食を食べると、

あたしは出掛ける準備を始めた。


「龍!これ結奈ちゃんの彼氏のお店までの地図!

そこから10分くらい歩いたところが、

結奈ちゃんの彼氏のおウチなんだって!」