冷酷な彼は孤独な獣医

午後の診療が終わり、2階へ行くと龍は夕食の準備をしている。



「ねぇ龍?」


「ん?」


「結奈ちゃんに、ホームパーティーに行くって言ったよ」


「あぁ」


すると、龍の電話が鳴る。


それはメールの着信音で。


龍は包丁を置くと、電話を手に取る。



龍は画面を見ると、

なにも言わずテーブルの上に電話を置き、

料理の続きを始めた。



「ねぇ……龍?」


「ん?」


龍はあたしの顔を見る事なく返事をする。


「今のメール……美紀さん……から?」