冷酷な彼は孤独な獣医

「そうよ!これからどんどん暑くなるんだから!」


そう笑顔で話す加藤さんは、

おじさんなのか、おばさんなのかわからないくらい、

髪を短くしている。


あたしには、あそこまで短くする度胸はない。


加藤さんが更衣室へ行くと、

結奈ちゃんが話す。


「ねぇ理央ちゃん?」


「ん?」


「あのねっ、今度の日曜日ウチに来れない?」


「えっ?結奈ちゃんのおウチに?」


「まぁ、あたしの家っていうか、

和馬の家なんだけど、

この前からあたし達同棲始めてねっ」


「そうなんだぁー」