冷酷な彼は孤独な獣医

すると龍は呆れ顔であたしに言う。



「お前、嘘付くの下手だなぁ」


「嘘じゃないもん……」


あたしは、龍と目を合わせる事なくソファーへ座ると下を向いた。



「じゃあ、何で金が必要だったんだよ!」


龍はあたしの向かい側のソファーに座る。


「それは………その………バックが欲しかったの!

ずっと前からいいなぁって思っているバックがあってね。

まぁ結局買わなかったんだけど!


なんか、お金貯まって来たら使うのがもったいなくなって!」